指定難病 進行性核上性麻痺 ①

この患者さんは

私の師の患者さんです

—————

オーストラリア在住の

70歳前後の白人男性です

—————

3年位前に発症

この病気は 

大脳や小脳・脳幹部

などの神経が

徐々に失われていく

病気です

—————

コレといった治療法はなく

初めは飲食時の

飲み込みが

上手くいかなかったり

言葉が不明瞭になって

きたりするそうです

—————

統計から

日本国内にも

50006000人の

患者さんが

いらっしゃるとの事

—————

難病に指定されているだけに

海外も含め

西洋医学(対症療法)

の世界でも

改善例はほぼ皆無

のようです

—————

身体の司令塔の

脳機能がダメに

なっていくので

やがて寝たきりとなり

‥‥という過程を

辿るようです

—————

件の

オーストラリアの男性も

既に寝たきりの状態で

手足は若干動かせるが

言語不明瞭

食事も誤嚥で

困難な状態でした

—————

オーストラリアは

日本と違い 法律で

安楽死が認めらています

—————

この男性は

安楽死の申請を

既に済ませている

との事でした

—————

しかしながら

ご家族から

何とか施術をして欲しい

と強い要請により

治療運びとなりました

—————

一度目の施術で

なんと病室の中を

歩行器で歩けるように

なられました(^o^)

—————

あちらのドクターは

『奇跡だ』と

叫んだそうです

—————

ただ流石に

師匠のスケジュールも

いっぱいで

長期に滞在をして

断続的に施術を

行う事は不可能な為

—————

また次回も

お願いしたい

との事で

オーストラリアを

後にされました

—————

進行性核上性麻痺 ②

に続きます